2026年10月2日、秋風が爽やかになってきた奈良公園にて、昨年に引き続き「奈良自然講座」を開催しました。
今年も講師を務めてくださったのは、樹木医として奈良公園の木々を診てこられた正岡明先生です。昨年は春日大社参道の一の鳥居から飛火野の「空洞の大クス」までを歩きましたので、今年はその続きを歩くコースでした。飛火野のクスノキ(明治天皇玉座跡)前に集合し、約2時間ほどかけて、イチイガシ、ナギ、ヒノキなど、春日の森の植生について教えていただきながら、春日大社の紀伊神社までを歩きました。
正岡明先生から、葉の形状や幹肌の様子から樹木を観察する方法を教わり、やわらかい腐葉土を踏みしめながら森を歩く時間は、大変心地よいひとときでした。最後に教えていただいた「地球上のバイオマス(生物の総重量)の99.7%は植物で、人を含む動物は0.3%にすぎない」という先生のメッセージもとても心に残り、奈良公園の自然について学ぶ貴重な機会となりました。ご参加くださったみなさま、大変ありがとうございました。


